記録簿
保育・こども園
午睡チェック表(Excel・無料)
あらかじめ5分刻みの時刻を印字するのではなく、チェック時刻を手で書いて、前回からの実際の間隔をあとから自動計算する。望ましい間隔を超えた行が赤くなる。入眠前の窒息リスク除去と、児童別の留意事項もセットにしてある。
更新日 2026-08-21 / 説明・記入シート・記入例・入眠前チェック・入眠前チェック(記入例)・児童別の留意事項・児童別の留意事項(記入例)・A4印刷用
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何の帳票ですか
保育所・認定こども園・認可外保育施設などで午睡(睡眠)をとる児童。0歳児は特に、1歳児以上でも一人一人の状況を把握できるまでの間は仰向け寝を徹底する。
法令根拠と保存年数
| 根拠 | 法令上の作成義務はありません。実務上の管理表です。 |
|---|---|
| 保存年数 | —(この記録そのものに法令上の保存年数の定めは確認できていない。自治体の指導基準に従う) |
| 起算日 | — |
| 期限 | —(指導検査で提示を求められる) |
条文の確認:2026-08-21 東京都福祉局 指導監査部 保育施設指導検査資料(令和5年度/fukushi.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/fukushi/r5ninkagai5_shiryo)から、間隔・チェック項目・窒息リスク除去5項目・仰向け寝・照明・聞き取り事項を原文で確認
確認先
保存年数・起算日・提出期限は、事業の種類・規模・所管行政庁の運用により異なります。e-Gov法令検索および所管官庁でご確認ください。
記載する項目
チェックの間隔と項目は法令の定めではない。確認できた一次情報は東京都福祉局 指導監査部の保育施設指導検査資料(令和5年度)で、そこでは「0歳児は5分に1回、1~2歳児は10分に1回が望ましい間隔」「チェック項目(児童の寝つきや睡眠中の姿勢、顔色、呼吸の状態、体温)」とされている。義務ではなく望ましい間隔であり、自治体によって指導の内容が違う可能性がある。分数は入れ替えて使う前提の様式にしてある。
- 【記録】チェック時刻(手入力)
- 【自動】前回からの実際の間隔(分)
- 【自動】望ましい間隔を超えていないかの判定
- 【記録】児童ごとの睡眠中の姿勢(仰向け/横向き/うつぶせ(直した)/うつぶせ(未対応)/覚醒)
- 【自動】うつぶせのまま対応していない人数
- 【記録】顔色・呼吸の状態・体温の異常の有無
- 【記録】確認者(担当者を明確にする)
- 【別シート】入眠前の窒息リスク除去5項目と、照明・仰向け寝の徹底
- 【別シート】児童別の留意事項(保護者からの聞き取り・預かり始めか・体調・望ましい間隔)
Excel画面のプレビュー
「記入例」シートの内容です。実際のファイルから取り出しています。
| A | B | C | D | E | F | G | H | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 回 | チェック時刻 | 前回からの 間隔(分)(自動) | 望ましい間隔 (分) | 間隔の判定 (自動) | 児童① (氏名を記入) | 児童② (氏名を記入) | 児童③ (氏名を記入) |
| 2 | 東京都の指導検査資料(0歳5/1〜2歳10) | |||||||
| 3 | 1 | 12:30 | 5 | 仰向け | 仰向け | 仰向け | ||
| 4 | 2 | 12:35 | 5 | 仰向け | 仰向け | 横向き | ||
| 5 | 3 | 12:40 | 5 | 仰向け | うつぶせ(仰向けに直した) | 横向き | ||
| 6 | 4 | 12:55 | 5 | 仰向け | 仰向け | 仰向け | ||
| 7 | 5 | 13:00 | 5 | 仰向け | 仰向け | 仰向け | ||
| 8 | 6 | 13:05 | 5 | 覚醒 | 仰向け | 仰向け | ||
| 9 |
説明記入シート記入例入眠前チェック入眠前チェック(記入例)児童別の留意事項児童別の留意事項(記入例)A4印刷用
ファイルの中身
| 形式 | Excel(.xlsx) 40KB |
|---|---|
| シート | 説明 / 記入シート / 記入例 / 入眠前チェック / 入眠前チェック(記入例) / 児童別の留意事項 / 児童別の留意事項(記入例) / A4印刷用 |
| 更新日 | 2026-08-21 |
使い方
- この表の分数は法令ではありません。東京都福祉局の指導検査資料に「0歳児は5分に1回、1~2歳児は10分に1回が望ましい間隔」とあるのを既定値にしてあります。所在地の自治体の指導基準を確認して、D列を入れ替えてください。
- C列は前回のチェックからの実際の間隔を自動で計算します。E列でD列(望ましい間隔)と比べて、超えていたら「超過」と出て赤くなります。記入例の4回目が、離席で15分空いた例です。
- この「超過を後から検出する」仕組みがこの表の中心です。あらかじめ5分刻みの時刻が印字された表は、実際にその時刻に見ていなくても埋められてしまいます。時刻を手で書いて、間隔をあとから機械に計算させるほうが記録として強くなります。
- F〜M列は児童ごとの体位です。「うつぶせ(仰向けに直した)」と「うつぶせ(未対応)」を分けてあります。N列で未対応の人数を数えて赤くします。うつぶせを見つけたら直してから記入してください。
- チェック項目は東京都の指導検査資料に挙げられている「児童の寝つきや睡眠中の姿勢、顔色、呼吸の状態、体温」です。体位はF〜M列、それ以外の異常はO列にまとめてあります。同資料は「乳幼児の体に触れて確認する」としています。
- 確認者(P列)は毎回書いてください。同資料が「人任せにしないよう、チェックする担当者を明確にする」としている部分です。交代したら交代後の人の名前になります。
- 別シート「入眠前チェック」は、寝かせる前に窒息リスクを取り除いたかの記録です。5項目は指導検査資料の【窒息リスク除去方法】そのままです。ひとつでも「未」があるとJ列が赤くなります。
- 別シート「児童別の留意事項」で、児童ごとに仰向け寝の徹底が必要かと、望ましい間隔を管理します。月齢が12か月未満なら5分、以上なら10分を既定にしていますが、預かり始めの時期か体調が平常でない児童は「短縮を検討」と出ます。指導検査資料が「預かり始めの時期は特に注意してチェックする」「体調不良等いつもと違う様子の際は特に注意してチェック」としているためです。
よくある不備
- 5分刻みの時刻があらかじめ印字された表を使っている。実際に見ていなくても埋められるので、記録としての強さが落ちる
- うつぶせを見つけた記録はあるが、仰向けに直したかどうかが分からない
- チェックした人の名前が1日1人しか書かれておらず、交代した後の担当が追えない
- 入眠前の窒息リスクの除去(やわらかい布団・ヒモ状のもの・口の中の異物・嘔吐物)を確認した記録が無い
- 0歳児と1〜2歳児で間隔を分けずに、全クラス同じ間隔で回している
- 預かり始めの時期の児童や体調不良明けの児童も、他の児童と同じ間隔で見ている
- 1歳児以上は仰向けでなくてよいと考えている。一人一人の状況を把握できるまでは仰向けに寝かせるのが指導内容
- 照明を暗くしすぎて顔色が観察できない状態で午睡させている
この帳票を見る人と、確認されること
| 場面 | 自治体の指導検査(保育施設)、事故発生時の検証、保護者への説明 |
|---|---|
| 読み手 | 自治体の指導検査担当/施設長・主任保育士/保護者(事故時)/検証委員会(重大事故時) |
最初に見られるところ
- 望ましい間隔でチェックできているか
- うつぶせを見つけたときに直しているか
- チェックした担当者が特定できるか
- 入眠前に窒息リスクを除去した記録があるか
矛盾を疑われるところ
- 時刻が完全に等間隔で並んでいて、実際に見たとは考えにくい
- 職員の休憩時間帯だけ記録が飛んでいる
- うつぶせの記録が一度も無い(0歳児クラスでは考えにくい)
- 預かり始めの児童も他児と同じ間隔で記録されている