申請書・決裁書 社内申請・決裁

稟議書(Excel・無料)

様式を定めた法令が無いからこそ、決めておくことがはっきりしている書類。金額・決裁区分・合議先・実施結果を欄にした。綴じた見積書や契約書は法人税法施行規則59条1項3号の書類にあたり7年残るので、本体より長く生きる。

更新日 2026-09-21 / 説明・記入シート・記入例・A4印刷用

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何の帳票ですか

業種を問わず、社内で購買・契約・採用・投資などを決裁で回している会社。金額で決裁者が変わる運用をしているところ。

法令根拠と保存年数

根拠法令上の作成義務はありません。実務上の管理表です。
保存年数—(稟議書そのものに定めは無い。綴じた書類のうち長いほうで決まる)
起算日
期限
確認先 保存年数・起算日・提出期限は、事業の種類・規模・所管行政庁の運用により異なります。e-Gov法令検索および所管官庁でご確認ください。

記載する項目

社内文書の形にしてある。右上に決裁印の枠、その下に日付と起案者、中央に題、本文、「記」、項目、「以上」。「他に方法は無いか」と「実施結果」を欄として持たせた。前者が無いと相見積を取らなかった理由が残らず、後者が無いと決裁だけして実施していない稟議が溜まる。決裁区分は金額から決まるので、金額は税込で入れさせる。

  • 決裁欄(決裁・部長・課長・起案)
  • 日付と起案者
  • 稟議番号
  • 決裁希望日
  • 件名
  • 区分
  • 金額(税込)
  • 決裁区分
  • 目的・背景
  • 他に方法は無いか(相見積)
  • 合議先
  • 実施日と結果
  • 綴じた書類の保存年数

ファイルの中身

形式Excel(.xlsx) 18KB
シート説明 / 記入シート / 記入例 / A4印刷用
更新日2026-09-21

使い方

  1. 金額は税込で入れてください。決裁区分は金額で決まります。税抜で入れると1段低い決裁で通ってしまいます。
  2. 決裁区分の欄は、自社の決裁権限表から転記します。権限表そのものは「決裁権限表」のテンプレートに分けてあります。
  3. 合議先は回し始める前に確定させてください。途中で足すと、先に承認した人が知らない内容で決裁が下ります。
  4. 「他に方法は無いか」を空欄にしないでください。相見積を取らなかった場合は、取らなかった理由を書きます。ここが空の稟議は、あとから説明できません。
  5. 決裁が下りて終わりではありません。実施日と結果を戻して書いて、はじめてその稟議は閉じます。
  6. 添付した見積書・契約書・注文書は、稟議書本体より長く残ります。法人税法施行規則59条1項3号の書類にあたり、同条2項の起算日から7年です。

よくある不備

  • 金額を税抜で入れてしまい、1段低い決裁で通っている
  • 回し始めてから合議先を足していて、先に承認した人が知らない内容で決裁が下りている
  • 決裁だけ下りて、実施日と結果が戻ってきていない
  • 綴じた見積書の保存年数(7年)を稟議書本体と同じ扱いにして早く捨てている

この帳票を見る人と、確認されること

場面社内の決裁を回すとき、税務調査で取引の経緯を聞かれたとき、あとから「なぜこれを選んだか」を説明するとき
読み手決裁者/経理・監査の担当/税務調査の調査官/次にこの案件を引き継ぐ人

最初に見られるところ

  • 金額と決裁区分が合っているか
  • 相見積を取ったか、取らなかった理由が書いてあるか
  • 合議先が回る前に確定していたか
  • 決裁のあとに実施結果が戻っているか

矛盾を疑われるところ

  • 金額が決裁区分の境目のすぐ下に集まっている
  • 起案者と最終決裁者が同じ人
  • 決裁は下りているのに実施日が空欄のまま
  • 添付の見積書が1社だけで、理由が書かれていない

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