報告書 社内申請・決裁

顛末書(Excel・無料)

顛末書は事実の報告で、謝罪を書く紙ではない。経過を時刻順に並べ、原因は確定と推定を分ける形にした。読み手が最初に知りたい「終わっているかどうか」を先に置いている。

更新日 2026-09-21 / 説明・記入シート・記入例・A4印刷用

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何の帳票ですか

事故・不具合・クレームの経過を社内や取引先へ報告する会社。始末書と顛末書を同じものとして扱っているところ。

法令根拠と保存年数

根拠法令上の作成義務はありません。実務上の管理表です。
保存年数—(顛末書そのものに定めは無い。内容により労働関係や取引の書類にあたる)
起算日
期限
確認先 保存年数・起算日・提出期限は、事業の種類・規模・所管行政庁の運用により異なります。e-Gov法令検索および所管官庁でご確認ください。

記載する項目

経過の表に「そのとき分かっていたこと」の列を置いた。あとから見れば分かる話でも、その時点では判断材料が違ったことを残すための列で、これが無いと対応が遅く見える。原因は確定と推定を分ける。

  • 決裁欄(部長・課長・報告者)
  • 日付と所属・氏名
  • 件名
  • 発生を認識した日時
  • 現在の状況
  • 経過の表(日付・時刻・誰が・何があったか・そのとき分かっていたこと・対応)
  • 原因(確定/推定)
  • 再発防止(仕組みの側)
  • 完了予定
  • 報告先

ファイルの中身

形式Excel(.xlsx) 17KB
シート説明 / 記入シート / 記入例 / A4印刷用
更新日2026-09-21

使い方

  1. 経過の表は時刻の順に並べてください。あとから分かったことを、そのときの行に書き足さないでください。別の行にします。
  2. 「そのとき分かっていたこと」の列があるのは、あとから見ると分かる話でも、その時点では判断材料が違ったことを残すためです。ここが無いと、対応が遅く見えます。
  3. 原因は「確定していること」と「推定」を分けます。確かめていないことを原因として書くと、あとで違ったときに報告全体の信用が落ちます。
  4. 現在の状況を先に書きます。読み手がいちばん知りたいのは、終わっているかどうかです。
  5. 謝罪は書きません。お詫びが要るなら始末書を別に出します。

よくある不備

  • 謝罪が混ざっていて、事実の報告になっていない
  • 確かめていないことを原因として断定している
  • 経過が時刻順に並んでいない
  • 再発防止が人の注意で終わっていて、仕組みの話になっていない

この帳票を見る人と、確認されること

場面事故・不具合・クレームの経過報告、取引先への説明、再発防止の検討
読み手経営層/取引先/品質会議/後から経緯を追う人

最初に見られるところ

  • 現在の状況(終わっているか)
  • 経過が時刻順か
  • 原因の確定と推定が分かれているか
  • 再発防止が仕組みの話になっているか

矛盾を疑われるところ

  • 謝罪が混ざっていて事実が読めない
  • 原因が断定されているのに根拠が無い
  • あとから分かったことが当時の行に書き足されている
  • 再発防止が「教育を徹底する」だけ

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